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~昨日よりも強く~

第36回富士登山駅伝のレポートをお送りいたします。
本年も昨年と同じく峯尾公務店の2区・10で出場させていただきました。

前夜、メンバーが揃ったところで最後のミーティングが行われた。
翌日の行動確認と各自の抱負発表、22時前後にお開きとなった。
緊張で眠れないかと心配したが、涼しい風に眠気を誘われ思いのほか良く眠れた。
空が明るんできた頃に起床、早朝の天気はまずまずで富士山の姿も拝めた。


朝食後、各区間に向かうメンバーを送り出しながら自らも準備を開始。
2区のスタート地点は宿から近いため一番最後の出発。
スタート地点の青年の家に到着後すぐにコールを済ませ、アップ開始。
8時には中継所への誘導が行われ1区走者を待つ。

待つこと少々、滝ケ原自衛隊を先頭に続々と1区の選手がなだれ込んで来た。
我がチームのタカヤマ君もかなり良い位地で襷を持って来てくれた。
タカヤマ君の勢いを借りて序盤から飛ばしたいところだがここは我慢。
襷を受け取ったあとは気持ちを落ち着かせてじっくりと入る。

序盤は僅差でスタートした選手が次々と先行していく。
しかし、この流れに乗ってはいけない、行きたければ行くが良い。
2区は徐々に傾斜が厳しくなる、突っ込めば必ず痛い目をみる。
勝負は中盤以降、昨年の経験からこの区間の走り方は分かっている。

自分のペースを守って走るうちに徐々にリズムに乗って来た。
ここでモードチェンジ、自分自身に追撃開始の指令を出す。
一気にピッチを上げて前の選手の背中を追い詰めていく。
そして、狙い通り先行していた選手達を徐々に捉え始めた。

その後も先行する選手達を猛追し続ける。
途中、集団を引っ張りながら走る場面もあった。
ラスト1kmからは粘る3名の選手と競り合いになった。
これが功を奏して最後まで失速することなく半ちゃんへ襷リレー。

タイムは22’19”と昨年の記録を40秒以上縮めることができた。
区間順位も密かに狙っていた20位台にギリギリで食い込んだ。
上手く練習の成果を発揮して力通りの走りができたと思う。
1区からの流れを切らさずに繋ぐことができたのも良かった。

登りを終えたあとは再び出番が回ってくるまでインターバルをとる。
サポーターのアサノさんをサポート(笑)しながら身体を休ませる。

11時過ぎに先頭ランナーが間もなく到着するとのアナウンスが入る。
最初に現れたのはやはり滝ケ原自衛隊、もはや盤石の強さ。
肉体的な強さも感じるが、それ以上に精神的な強さを感じさせられる。
日々の鍛錬に裏打ちされた揺るぎない自信のようなものも感じた。

自衛隊チームが先行するなか富士森走友会も上位で襷リレー。
走り終えたふるやっちがそのまま一緒に峯尾公務店の襷を待ってくれた。
その間に雨が降り始め、一気に激しい雷雨に変わった。
ずぶ濡れになりながらチームナンバーが呼ばれるのを待ち続ける。

昨年の襷リレーの時間になってもチームナンバーは呼ばれない。
12時10分に太郎坊で26チームの繰リ上げが行われたことがアナウンスされた。
不安に駆られながらも仲間を信じてナンバーが呼ばれるのを待つ。
残されたチームがまばらになった頃、ついにチームのナンバーが呼ばれた。

この時はなんとか間に合ったものと胸を撫で下ろして中継所へ。
土砂降りのなか必死に向かってくる半ちゃんを呼び込む激励を送る。
しかし、半ちゃんから受け取った襷は往路の時に掛けていたものではなかった。
この時は動転して分からなかったが走りながら繰り上げのものと理解した。

そんな状況でスタートした往路だったがとにかく全力で走るしかない。
10区の作戦は特に無し、もう押せるスピードで押していくしかない。
しかし、右脇腹に差し込みが入りペースが思うように上がらない。
傾斜の強い入りの1kmも思いきり飛ばせず我慢の走りを強いられる。

傾斜が緩くなるにつれて差し込みも治まり少しづつペースを上げていく。
序盤の遅れを取り返すべくラスト1km手前からロングスパート。
それでも挽回するには遅すぎたようでタイムは昨年より10秒程悪かった。
復路は力を出しきることができず不完全燃焼に終わってしまった。

今思えば痛みが治まるまでペースを抑えようと考えたのが失敗だった。
もっと強い気持ちで臨めば痛みをねじ伏せて走れたんじゃないかとも思う。
いずれにしても気持ちの弱さも実力のうち、悔しいが受け入れるしかない。
この気持ちを忘れずに来年の大会にぶつけたいと思う。

各区間からメンバーが宿にもどってきてから昼食と反省会。
選手、サポート隊、監督がそれぞれ今大会の感想を語った。
楽しさ、嬉しさ、悔しさ、歯がゆさ、そして感謝。
それぞれの言葉にそれぞれの富士登山駅伝があったことを感じた。

富士登山駅伝を終えて思うこと。
反省会で話したこと、またここに書いたこと以外にも沢山ある。
とにかく今年も素晴らしい経験をさせていただいたとこに感謝したい。
富士森走友会の皆様本当にありがとうございました。

お世話になった富士本屋さん、ありがとうございました。


<第36回富士登山駅伝>
峯尾公務店
記録:5゜04’46”
順位:69位

個人成績
2区:22’19” 区間29位
10区:14’24” 区間42位

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◎ お疲れ様でした!

ブログ(青春ing)で、皆さんのコメントなど平等に掲載しようと心がけましたが、考えれば考えるほど上手くまとまらなくなってしまい今年はAチームよりの記事になってしまいました。お許しください。m(_)m

もがく者さんのように、駅伝の走った感触を忘れないうちに詳細を記しておくこと。その積み重ねが走力UPにつながるんだと感じました。

何度読んでも冷静な面と情熱的な面のバランスが取れた良い文章ですね。駅伝となると情熱的な文章が多いですが、パッと視点を変えたり、サッと見方を変えたり。もがく者さんのバランスのとれたモノの見方が文面からあらわれています。

ランニングブームで今年は様々なチームが初出場でした。今まで富士登山駅伝を知らなかったランナーさん達が、もがく者さんの駅伝記を読んで「来年は走ってみたい」と思うことでしょう。

お疲れ様でした。来年も頑張ってください。応援しています。

おさる 2011/08/09(Tuesday)23:30:30 Edit
◎ 無題

お疲れさまでした!
やー手に汗握るレポートでこっちまでドキドキしたなあ。。
往路のベストおめでとう!復路も腹痛のなか粘りましたね!
調子が上がらなくても今できることを少しずつできる範囲でがんばる!いい刺激をもらいましたよ。
ゆっくり休んでください!

いずみん 2011/08/10(Wednesday)00:26:46 Edit
◎ おさるさんへ

山頂区のサポート、お疲れ様でした。

長文を書くのは得意ではないので本当はもっと短くしたいんですけどね。
この駅伝の事になるとどうにも上手くまとまらず・・・。

富士登山駅伝に出るからにはやはり山岳区間を走ってみたいです。
来年は4区を志願してみようと考えています。

特命店長もがく者 2011/08/10(Wednesday)08:27:53 Edit
◎ いずみんさんへ

個人的にはそれなりにつないだと思いますがやはりチームの結果が残念ですね。
自分の担当区間はこの駅伝で一番楽なところでした。
来年は力をつけて山岳区間を走りたいと思ってます。
チームの要として走れるようになりたいです。

特命店長もがく者 2011/08/10(Wednesday)08:31:09 Edit
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